債権管理ナビ/業種ごとの債権管理とシステム導入

医療現場で求められる債権管理とは

医療業の現場でおこなわれている債権といえば、窓口で患者が支払う診療費、すなわち診療報酬のことが真っ先に考えられます。しかし患者が窓口で支払っているのは、健康保険の1割~3割の一部負担金だけ。残りの7割~9割は、医療機関がレセプトを発行し保険者へ請求しなくてはいけません。

この診療報酬債権とレセプト債権は医療債権の2大トップ。特に問題視されているのは「未収金」です。医療機関の窓口で発生してしまう未収金と診療報酬(レセプト)請求事務で返戻などによる差し戻しで生じる未収金。未収金を防ぐ対策や発生してしまう理由について解明し、求められる医療債権システムについて紹介していきます。

医療業に特化した債権管理と
システム導入について

リース債権が2019年1月IFRS16強制適応につき煩雑化

2019年1月1日より、リース債権が国際財務報告基準IFRS16(イファース)へ強制適応されました。これまでのリース債権は、オペレーティング・リースを利用している企業が多く、経費としてあげられ財務諸表にあがることのないオフバランスとして扱われきました。

しかし、今回のこの改訂ではオペレーティング・リースであってもファイナンス・リースであっても種別に関係なく、資産として細やかな明細と一緒に財務諸表上に開示しなくてはいけなくなりました。急に煩雑化されたリース債権にとまどう経理担当者があとを絶たず、定着するまでまだ少し時間がかかりそうなIFRS16。IFRS16そのものの概要やシステム導入について解説していきます。

リース債権の新システムIFRS16について

製造業の債権管理で知っておきたい3つのシステムとは

国内トップを誇る日本企業の多くは、製造業です。車や家電、パソコンといった大型のものから紙や金属、コンビニのお弁当に入っている食品に至るまで製造業のジャンルは幅広いものです。債権管理に関しても、その仕組みやシステムは各企業によって千差万別。

そして時代の流れによって流動的であり、いつ何時その債権管理の方法が変化するのかわかりません。まずは債権管理システムの基本的事項である「基幹システム」「業務システム」「ERP」の3つのシステムについて知識を深め、現状のシステム管理に足りていないのはどこからどこまでなのかを把握する必要があります。

既存のシステムを根こそぎリプレースする必要はなく、不要なものは除き、足りないものだけを補っていくことが各企業に特化したシステムづくりの近道だといえそうです。

製造業の債権管理システムについて

流通現場で求められる債権管理とは

流通業の現場で求められている債権管理といえば、適切な入金の確認と迅速性です。流通業は取引の回数が多いです。さらにはそれぞれ取引先によってサイクルも異なりますので、会計業務の負担が大きな業種としても知られています。

そのため、流通の現場では入金や確認作業だけでも大きな負担を強いられるものです。また、取引が会社としての信頼感にも繋がります。仮にですが、うっかりミスではあってもいつまでも入金ができなかった場合、最悪次回以降の取引さえ危ういものになることも。それだけに確実性が求められます。単発での取引も多いですが、もしも一度の取引で悪印象を与えてしまったら二回目以降はありません。スムーズな取引で相手に信頼感まで与えることができれば、以降長期的・継続的な取引が可能になる可能性もあります。

それだけ流通の世界では債務管理が重要なものなのですが、それらに対してどのようなアクションが求められているのか、効果的なシステムについて紹介していきます。

流通の債権管理システムについて

金融現場で求められる債権管理とは

金融業の現場で求められる債権管理は、顧客のデータそのものです。基本的に金融業は長期的な付き合いになる傾向にありますので、相手のデータがとても大切です。また、実際にお金のやり取りをするだけではなく、それ以前、審査の段階に関しても既に業務は始まっています。審査は、以降の取引に足り得る相手なのかを判断するものですが、そこで寄せられたデータは、後に債権回収業務に於いてとても大切なデータとなります。

このように、金融業では膨大なデータの扱いもまた、大切になります。そして何より問題となっているのが未回収金です。クライアントの全てが約束通りに返済してくれる訳ではありません。むしろ業績が悪化・低下してくると、まずは未納が始まります。

お金を貸している金融業者としては、未納金こそ一番恐れなければならないものです。なぜなら、金融業は科したお金を利息と共に返済してもらうことで利益を得るビジネスモデルになります。未納になると、利益を得られないだけではなく、貸したお金分の損失が計上されてしまいます。

そのためにも、未回収金を防ぐことが大切です。得られる利益計画は、金融業の場合全て「相手が返済してくれたら」という前提になりますので、如何に返済してもらうのかが大切な部分です。そのためにはどのようなことが大切なのかや、業務に当たって効果的なシステムなどにすいて初回していきます。

金融業の債権管理システムについて